訪問看護ステーションから専門の看護師等が利用者様のご家庭を訪問し、
病状や療養生活を専門家の目で見守り、適切な判断に基づいたケアとアドバイスで
在宅での療養生活が送れるように支援します。
また、医師や関係機関と連携をとり、さまざまな在宅ケアサービスの使い方を提案します。
当ステーションは精神科専門の訪問看護として、平成15年4月に開業致しました。
設立当初より、地域の診療所・クリニック・病院など精神科・神経科・心療内科に通院治療中の方々に広くご利用いただいております。
「再入院」または「再発」を防ぐという狭義の精神科医療モデルではなく、
心の病(やまい)や障害をお持ちになった方々に、
治療を続けながら、健康でよりよい地域生活を送っていただけるよう、
技術の高い医療専門職が身近に並行(パラレル)な関係でサービスを提供いたします。
どうぞご利用ください。
所長 上野 栄治
心の病が引き起こす症状だけではなく、その症状がもたらす生活のしづらさをケアし、
ご本人がイメージする生活に少しでも近づけるように、医療・精神保健・障害者福祉の視点から支援をいたします。
病や障害を抱えた方々が、それぞれの地域でその人らしい生活をするには、受診・服薬等の治療は必須です。服薬、治療が生活の中で円滑に組み入れられるよう支援をします。
規則正しい生活リズムや適度な運動による体力維持・向上、趣味や外出などの活動によるストレス発散も有用な生活要素です。友人や隣人、家族などとの円滑な交流による精神的な満足・安定も重要でしょう。
これらの治療・活動を行うには生活基盤の安定も不可欠です。さらに人的援助や集いの場を必要とされる方も多くおられます。